さらに、あなたにとって『ジョン・ウィック』とは?という質問には感慨深く頷きながら「生涯の役だね。映画製作という作業の中で生まれた友情と絆の結晶だ。僕のキャリアに大きな変化と衝撃を与えてくれた役なんだ。」と語った。

謎の暗殺教団の手がかりを握るパインを演じるのは、キアヌとも長年親交がある「ウォーキング・デッド」シリーズのノーマン・リーダス。「最高だね。普段僕みたいな、野蛮で、血にまみれて、人を刺し殺す役を得意とする役者がこの世界観に参加するのは自然な進歩だよね?」と茶目っ気たっぷりにシリーズへの参加を喜んでいた。さらに兼ねてより『ジョン・ウィック』シリーズのファンだったノーマン。「シリーズは100万回見てるけど、さらにこのシリーズが大好きになったよ!」と『ジョン・ウィック』ファンにも納得の出来栄えだと自信を持ってアピールした。

一貫してシリーズを監督してきたチャド・スタエルスキ監督から、メガホンを継承したレン・ワイズマン監督。本作を作るにあたり意識した点について「たくさんあるけど、最も意識したのは作品の「トーン」、雰囲気かな。このような作品の場合、アクションが素晴らしいだけではなく感情を意識して作らなければいけない。たとえば、アクションのシーンを撮影している時にウィンクやスマイルを入れることでライトな瞬間を作りたい時もあれば、感情に突き動かされるようなシーンではそういう仕草は入れない。」とアクションシーンへのこだわりを明かした。またお気に入りのシーンについて「たくさんあるけど、手榴弾で戦うシーンかな。私が脚本を展開するにあたって初めて考察して作成したシーンだから。」と既に日本でも解禁されている特報でも披露された過激なアクションシーンだと語ってくれた。さらに「日本の皆さんこんにちは!皆さんに会ってこの作品をお届けするのを楽しみにしています。ぜひこの作品を楽しんで、カッコよさを実感してください。」と日本のファンへの愛溢れるメッセージを贈った。

今作では製作に回ったシリーズの創造神、チャド・スタエルスキは最後に「アナと一緒にこの愛すべきシリーズを拡大する作業は本当に最高だったよ。アナはこのシリーズにさらなる強靭さとユーモアを加えてくれた。」と新たな復讐の女神を演じ切ったアナを手放しで賞賛した。

1 2

3

4

RELATED

PAGE TOP