5月6日に実施された「ジャパンプレミア スクリーニング」で、300人の観客と、トムらキャスト&スタッフ陣と共に本作を鑑賞していた山崎監督。上映後、8分間にも及ぶスタンディングオベーションが巻き起こった”世界最速上映”で、山崎は「集大成としての『ミッション:インポッシブル』の大成功を確信した」という。「絶対不可能な瞬間を作りながら、ギリギリの方法で、しかも説得力のある形で乗り越えていくプロセスが本当にすごかった。同じ映画を作っている身としては、嫉妬を感じるほど素晴らしい瞬間がたくさんあった」と話す山崎は現在、ゴジラ新作映画の準備中。「昨日映画を観て、家に帰ってシナリオを読み直しながら、ミッションに負けるわけにはいかないと闘争心が沸き起こった」と新作への熱い意欲を明かすと、トムも「まさに切磋琢磨しているね!僕たちと全く一緒だ。あなたの映画を観た後、僕らも同じことをした。次はあなたの番だ!」と、マッカリー監督と興奮気味に顔を見合わせた。さらに、「イーサンが辛(つら)そうなところがたくさんあって、それが映画に膨らみをもたせている。そして、イーサンの物語の向こう側にトム自身の物語が見えて感動した。映画を面白くするためにあれほどの苦労をしているのが伝わってきて…」と山崎監督が前のめりに話すと、「理解してくれてありがとう!」と山崎監督を熱く抱き寄せるトム。

そして、二人は劇場への想いを語る。「劇場にお客さんに来てもらいたいし、体験できるのは劇場だと思う。(先頭を走っている「M:I」に」)映画界はもっと感謝すべき。」と山崎監督。トムも、「映画館でひとつの映画をみんなで一緒に体験するのはとても美しいこと。僕たちの仕事は、できる限り最高の映画を作ること。お互いに助け合おう、刺激し合って。」と思いのたけを伝え、「みんなで劇場に観客を取り戻そう!」(山崎監督)「それこそが僕らの”ミッション”だ!」(トム)と、約束を交わした。最後に、トムは「あなたと話せて、一つの夢が叶った。僕たちにできることがあれば何でも言ってほしい。」と敬意を表した。

スペシャル対談動画はこちら https://youtu.be/kJSnK3KY3ZE

1 2

3

4

RELATED

PAGE TOP