この度、初共演となった小栗旬と松坂桃李、お互いの印象を明かした。

2020年、DMAT指揮官であり救急医の結城(小栗旬)は神奈川県庁からの突然の電話で、横浜港に停泊中の豪華客船から新型コロナウイルスの陽性患者が出たことを説明され、本来災害医療対応の組織であるはずのDMATへの出動要請を受けた。翌日、県庁の対策本部で指揮を執ることとなった結城と、厚生労働省の役人・立松(松坂桃李)が顔を合わせる。議論が交わされる中、立松は結城に向かって「DMATの方たちに船に乗り込んでいただけませんか?」と冷静に言い放つ。立松からの要求に結城は、「約束が違いますよ!未知のウイルスが蔓延している船の中に隊員を行かせるなんてできません」と声を荒らげ反発する―。

本作で初共演となった小栗と松坂。お互いの印象について小栗は「このままのお人ですけどね。優しい人です。とっても。」と、松坂は「本音で話したくなるような、そういう気にさせる不思議な方だなと思って。武装というか、鎧を解いてしまう不思議な方でした(笑)」と明かしている。結城と立松が初めて対峙するシーンの撮影を振り返り、小栗は「融通がきかなくて、超嫌なヤツそうだなと思いました。鉄仮面のような感じで桃李くんが演じてくれたので、立松のことはすごく苦手という意識からスタートできた」と松坂が演じた立松について笑いながら語り、松坂は「官僚って批判はされるが賞賛されない存在。今回の出来事に対して、官僚としての向き合い方をちゃんと表現したかった。立松的にも別ジャンルの人(結城)と出会う瞬間は、この作品においては重要なファーストインパクトだったので大事に演じた」と臨場感あふれる初対面シーンの裏側を明かしている。

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