銭形警部役の山寺は「納谷悟朗さんから2011年に引き継いで、なるべく違和感のないように納谷さんの声にチューニングしてセリフを言ってきました。しかし今回はそれを気にしないでいいと言われましたので、納谷さんへのリスペクトは持ったまま、音だけを真似るのは失礼なので、小池版ルパンとしてクソ真面目で実直、ハードボイルドな銭形を熱くやらせていただきました」と報告。

本作の前日譚となる『LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン』 の収録についても話が及ぶと、「そちらの収録がもう2年前ぐらいですよね?監督?」と問いかけるも、栗田から「5年前、もう5年だよ」とツッコまれ、山寺は「2年か5年前!歳を重ねると時間の感覚がわからなくなるんです!」と堂々と声を張り上げ会場も笑いに包まれる(※注:実際の『LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン』 の収録は2021年)。

テレビシリーズをはじめ長年『ルパン三世』の大ファンという小池監督は、「総括のような物語なので、ファンの方にはどっぷりと世界観を味わっていただきたいし、初見の方にも楽しんでもらえると思う。大人たちの距離感とか、今までアニメーションで見たことなかったような雰囲気を存分に出したい。しっかりと詰め込みました。本作を届けることが出来るのが楽しみです。」と反響を期待していた。
