そして⼤橋が「僕はファンの皆さんですかね」と明かすと会場は⼤歓声。その様⼦に「ありがとう!」と笑顔を⾒せた⼤橋は、「今回こうやって来てくださって。いろんな⽅が観に来てくださっているんですけど、僕のファンだけでなく、キャスト皆さんのファンもそうですけど、ほんまに推してもらう⼒ってすごいなと。推してくださる⽅がいるから、アイドルができる。なので、僕の推しはファンの皆さん。僕の存在意義はファンの皆さんです」と語るその⾔葉に、会場からは⼒強い拍⼿が鳴り響いた。その様⼦に「SNSとかを⾒ても、ここがカッコ良かった、ここが良かったと、けっこうコアなところまで⾒てくれていて。そんなに好きでいてくれるのめっちゃうれしいなと思って。いつもときめいています」と笑いながら付け加えた。
最後に畑が「わたしは推しというか、気になるのが、こういう⾵に『君がトクベツ』の舞台あいさつでうちわをつくってくださっている⽅たち。誰ひとりかぶっているものがなくて。その技術⼒がすばらしいなと思っていて。わたし⾃⾝、どこからそのアイデアを着想しているのかなと。キラキラでにぎやかで、個性が出ていてすてきだなと思いました」としみじみと締めくくった。
本作は7⽉4⽇から副⾳声付き上映が実施される。そのことについて畑も「副⾳声といっても、好きなことをしゃべっていて。しっちゃかめっちゃかになっているかもしれないですけど(笑)、撮影の裏側の話もあるので。普通に⾒るよりも楽しめるようになっているので、楽しみにしてください!」と期待をあおった。
さらにこの⽇は全国で中継をふくめて楽しんでくれているファンに向けて、ライクレを演じたメンバーが⽢いメッセージをカメラ⽬線でお届けすることに。畑も「⽢ったるいのをお願いします。246スクリーンで⾒ていただいているんですから」とライクレのメンバーたちを⿎舞するひと幕も。
ということで、松⽥監督の「よーい、はい!」のコールとともに、ひとりひとり順番に「⽢いメッセージ」を披露。「『君がトクベツ』、100回観てね、ブチュ!」(NAOYA)、「優⽣のこと好き?優⽣ラブユーだよ!」(⼤久保)、「(本⽇⽋席した⽊村演じる叶翔のセリフで)何⾒てるんだよ、抱くぞ、オラ」(⼭中)といった⽢いセリフのオンパレードで、会場は⼤盛り上がり。
最後は⼤橋が「愛しているって10回⾔って」と会場に呼びかけると、会場からは「愛してる、愛してる、愛してる……」というレスポンスが。その声に聞き⼊っていた様⼦の⼤橋は、「俺の⽅が愛してる!」と返し、会場からは⻩⾊い歓声が。そんなアイドルならではの⽢いやり取りを⽬の当たりにした星乃は、「(劇中で)わたしが、幼なじみとしてそばで⾒ていた皇ちゃんとは違いますけど、アイドルでした!」と絶賛。さらに⽮吹には「誰が⼀番だったか?」という問いかけも。それには「優⽣で!あんな⼀瞬で考えられるんだなと思って」と返した⽮吹だったが、当の⼤久保は少しバツが悪そうな感じで、「実は昨⽇から考えてました」と⽩状し、会場を笑いに包み込んだ。
そんな⼤盛り上がりのイベントもいよいよ終盤。最後のメッセージを求められた松⽥監督は「すばらしいキャスト、スタッフの皆さんに⽀えられて完成することができました。公開が決まったときから、ファンの皆さんにはSNSで盛り上げていただいて。正直、途中、息切れするんじゃないかと思っていましたが、息切れせずにここまで応援していただいて。僕にとっても宝物のような作品になりました。皆さんにとっても宝物になったら」とあいさつ。
⼤橋も「皆さんのお⼒添えとか、皆さんの声があるからこそ、僕たちはこうやって舞台に⽴ててるし、皆さんの応援が⼒の源になっています。もっともっと僕たちにたくさん声を届けてほしいなと思っているので、ぜひ5回ならずとも10回、100回と来てくれたら。皆さんぜひ楽しんでご来場ください」とメッセージを送ると、最後に畑が「今⽇は公開から2⽇たちましたが、初⽇からたくさんの感想をいただいてうれしかったのが、『推しがいる⼈には絶対に観てほしい』とか『思わず泣いてしまった』ということ。共演者の皆さんとともに、誠⼼誠意、すてきな原作を実写化することができて、無事に成功して良かったなと思っております。まだまだ盛り上げていかないといけないので、引き続き応援よろしくお願いします!」と会場に呼びかけた。