この度、6月23日に都内映画館で東京・完成披露上映会が実施され、W主演の堤真一と山田裕貴、そして平一紘監督が登壇した。

この日の初の東京上映は満員御礼!宮崎から派兵された厳格な少尉・山下一雄役の堤は上映後の余韻が漂う中「嬉しい反面、緊張感がある。この空気がまるで裁判にでもさらされているような気分」と苦笑いながらも「作品を観て感じてもらえたと思うので、沖縄はもちろん大ヒットで嬉しいけれど、全国に広がって欲しいと思います。生きる、前に進む、死は美徳ではないというテーマが含まれているので、神妙にならず今日の舞台挨拶は楽しく過ごしましょう」と朗らかに呼び掛けた。

沖縄県伊江島出身の新兵・安慶名セイジュン役の山田は、沖縄での大ヒットに触れて「沖縄公開後に監督から電話があり『映画館に行列ができていて、他の作品かと思ったら「木の上の軍隊」でした!』と。戦争に目を向けてくれる人がこんなにもいるのだと、子供たちを含めて本作を観に行こうと思ってくれるのが嬉しい」と喜んだ。沖縄公開時に各劇場をチェックしていたという平監督は「劇場の方に聞いたら『安心してください、「木の上の軍隊」ですよ』と言われてホッと胸を撫でおろし¥ました。各劇場で幅広い世代の方々に観てもらえている」と手応えを得ていた。

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