公開後の反響を聞かれた小栗は、「医療従事者の方から『あの時の自分たちを肯定してもらった。』と、お手紙をいただいたんです。自分たちもそう言ってもらえたことで、改めてこの映画を作ってよかったと思えました。」と感謝のメッセージ。

増本プロデューサーは、「意外だったのが、『すごく反省しました』という声が多かったんです。あの時、船から降りて来ないでと思っていた人たちから、『こんなに苦労していた人がいたことを知って反省した』という声をいただいて。」と意外な反応があったことを明かし、「僕は反省して欲しいという気持ちよりかは、『みんながみんなを温かい目で見れるようになったらもう少し良い世の中になるんじゃないかな。』という思いを込めて作りました。今日もそ
ういう風に届いてほしいです。」と、観客にメッセージを送った。
