さらに、伊藤は脚本を読んだ時の印象について、「最初に脚本を読んだときからずっと印象は変わらないのですが、本当に温かい作品だと思いました。色々なサクセスストーリーがあるなかで、この作品は単純に何かを成し遂げていくというだけでなく、人との関わり合いや家族の支えだったり、温かい光がたくさん差し込んでいる印象でした。誰も傷つくことがない映画で、今こそ必要な優しさにあふれていて、こういう作品に関わりたいなという思いで今回参加させていただきました」と語った。

つづけて、本作の撮影でポイントにしたことについて芳賀監督は、「主人公のまじむが自分が関わる時間や空間のなかで、どの瞬間も彼女のその先の生き方に関係してくるんだなというところを特に大切にしていました。沖縄の風土や景色、暮らしがとても素敵だなと感じながら大切に撮影をしたつもりなので、この作品を沖縄の方に好きになってもらえたら嬉しいです」と観客にむけて挨拶

これから鑑賞になる皆様へ、「皆さんが温かい気持ちになる優しい映画になっているかと思います。私が最初に感じた印象通り優しい印象になっているかと思います。観た後に明日も頑張ろうと前向きになれる作品かと思いますの楽しんでください」と締めくくった。

