この度、公開記念舞台挨拶が都内劇場で実施され、主演を務めた桜田ひよりをはじめ、水沢林太郎、中野有紗、早瀬憩、星乃あんな、河村花、萩原護、秋谷郁甫、増井湖々、安達木乃、蒼井旬、岡部たかし、そして本作で劇場長編デビューとなる山元環監督が登壇した。

いよいよ映画が公開したということで、桜田は「今日は皆さんお越しいただき、ありがとうございます。このメンバーと一緒に初日を迎えることができて、とても嬉しく思います。亜紗ちゃんのまっすぐな人を動かす力原動力を持っている女の子を演じることができて、私自身も成長しました」とはじける笑顔で挨拶。続いて、亜紗の同級生・凛久を演じた水沢は「凛久として生きた時間は僕にとってすごく大切な時間ですし、ようやく皆さんに届けられたことがなにより嬉しいです」と喜びを伝えた。

また、本作で長編商業映画デビューを果たした山元監督は「感無量です。これだけの多くの方々にご覧いただけたんだと実感し、感動しております。小学6年生の時、卒業文集で“映画監督になりたい”と書いていたんです。その夢が叶いました」と満席の場内を見渡し、万感の様子。

岡部は「誰もが経験したことのあるコロナ禍の話だったので、自分自身とあの時代を照らし合わせながら脚本を読みました。学生のみなさんの大変さが分からない部分もあったのですが、脚本には学生たちの葛藤が詳細に書かれいて、気付きもありました」と大人キャスト代表として回答。

本作は星空の美しさも評判が高く、見どころのひとつとなっている。山元監督は「星空の撮影にはこれまでの日本映画の中で一番と言っていいぐらいこだわっていると思います」と自信を見せ、「きれいで癒される空間づくりを目指しました。茨木や五島列島など各地の星空の色味からこだわり抜きました。劇中の星空はミリ単位で調整した実際に撮った星空をVFXで合成しています」と撮影秘話を明かした。

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