史上初となる本格的回顧展! 森田組スタッフ全面協力による独創の展示空間に注目



森田芳光事務所をはじめ各所の秘蔵資料が一堂に会する、「映画監督 森田芳光」に着目した史上初の本格的回顧展です。森田組スタッフの全面協力のもとしつらえられた、森田映画の独特な作品世界を思わせるユニークな展示空間にもぜひご注目ください。本展のために再製作された『家族ゲーム』(83)の食卓や、監督の創造の場となった書斎の再現セット、愛聴盤が一同に会するレコードギャラリー、監督作品のポスターギャラリーのほか、盛りだくさんの見どころが会場を彩る。



展覧会と連動した特集上映を開催、ニュープリント作品も多数
会期後半の10月14日から11月23日にかけては、同タイトルの特集上映も開催。自主映画時代の8mm作品、鮮烈な商業映画デビューを飾った『の・ようなもの』(81)、社会現象を巻き起こした『家族ゲーム』(83)、遺作となった『僕達急行 A列車で行こう』(12)など森田の監督作品を辿るだけでなく、脚本を担当した『ウホッホ探検隊』(86、根岸吉太郎監督)などの作品も上映し、脚本家・森田芳光の功績を再検証する。また、上映作品の多くは今回の特集のためにニュープリントを作製。
森田の作品と人物像を深く知るための多彩なトークイベント
会期中には、森田と大学時代に知り合い、以来公私にわたるパートナーとして共に作品を送り出してきた映画プロデューサーの三沢和子氏、そして初期からの森田映画フリークであり、三沢氏とともに大著『森田芳光全映画』(リトル・モア)を刊行したラッパー、ラジオパーソナリティのライムスター宇多丸氏が展示の見どころについて語る。
開催日:8月23日(土)
講師:ライムスター宇多丸氏(ラッパー、ラジオパーソナリティ)
場所:7階ロビー(7階)
開催日:10月18日(土)
講師:三沢和子氏(プロデューサー) 聞き手:佐野亨(当館特定研究員)
場所:7階ロビー(7階)

展覧会名:映画監督 森田芳光(英題:Film Director Yoshimitsu Morita)
会期:8月12日(火)-11月30日(日)
※月曜日、8月26日(火)-9月5日(金)、10月7日(火)-10月12日(日)は休室
会場:国立映画アーカイブ 展示室(7階)
開室時間:午前11時-午後6時30分(入室は午後6時まで)
*9/26、10/31、11/28の金曜日は開室時間を午後8時まで延長いたします。(入室は午後7時30分まで)
主催:国立映画アーカイブ、ニューズ・コーポレイション(森田芳光事務所)
HP:https://www.nfaj.go.jp/exhibition/morita2025/
観覧料:一般500円(400円)/大学生300円(240円)/65歳以上・高校生以下及び18歳未満、障害者手帳をお持ちの方(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料

関連上映企画
企画名:映画監督 森田芳光(英題:Yoshimitsu Morita Retrospective)
会期:10月14日(火)-26日(日)、11月4日(火)-23日(日)
※月曜休館
会場:国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU[2階]
主催:国立映画アーカイブ
協力:ニューズ・コーポレイション(森田芳光事務所)
*上映作品など、詳細は後日発表いたします。
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