ドラム、ベース、パーカッション、そして管弦楽器隊と併せて計15人の大編成かつ全19曲に新たなアレンジを加えるという画期的なエンターテインメントとなった本公演について、大森は「すごく楽しくて、“音楽していたな”という気がします。その日によって歌も演奏も毎回違うものがあるライブだったので、歌い手としても演奏隊としても凄く有意義なライブだったと思います」と回顧し、藤澤も「『Harmony』は演奏者も、来てくださる皆さんも、より自由にその時間を楽しむ空間を作ることを重視していたので、毎回新しいものが生まれる楽しいライブだったと思います」、若井も「合計10公演ありましたが、毎回新鮮で全部が初日公演みたいな気持ちで出来ました」と、充実感を滲ませながら「Harmony」ならではの空気感や魅力について振り返った。また、演奏面でも大森の発案で「ライラック」のイントロ部分をそれぞれの楽器でリレー形式で演奏したことについて、ギターの若井は「別の難しさがありました。オリジナルの方は全部ギターで弾くのですが、今回はリレー形式だったので違うドキドキ感がありました」と普段とは違う演奏になった難しさを語り、大森からの「ちょっと楽になったとかなかった?」という問いにも、若井は「ない!(笑)」と、むしろ難易度が上がっていることを明かした。

そして、ここで公式Xにて<#教えてHarmony>として急遽募集したファンからの質問に、なんとメンバーが直接回答する贅沢なコーナーを実施!まずは、公演のタイトルである「Harmony」に込められた意味について聞かれると、大森は「『Harmony』は直訳すると“調和”になるんですけど、音楽の三大要素がメロディー、リズム、ハーモニーで成り立っている。過去に『ENSEMBLE』というアルバムを出していてツアーもありましたが、それにかなり発想が近い。ここで音楽的調和を再確認しようという想いでハーモニーという名を付けた」とタイトルに込められた想いについて明かす。続いて、「Harmony」の中で、一番自分の性格に近い曲は?という小学5年生からの質問に対して驚きも交えながら、「いい質問!」と盛り上がり、若井は「底抜けに明るい笑顔だから『Magic』」、藤澤は「『Harmony』のアレンジも兼ねてですが『StaRt』ですね。ノリノリなところもあればしっとりしていたり、その日の起伏がしっかり出ちゃう」とそれぞれ自身の性格と照らし合わせて回答した。

大森は「歌っていて日々の思うところがあるのは、『Part of me』、『Feeling』は歌っていて胸がきゅっとなります。曲を書いた時のことを思い出すし、大人になっているなと毎公演思いました」とライブでの歌唱を振り返り、最後に「『Harmony』は2回目やりますか?」という質問に対して、大森は「ミセスは基本的に年間の打ち合わせを僕が中心にスタッフと話していて、僕だけが知ってるミセスの未来があり、2人に話していないことが実はたくさんあるんです」と明かすと、「実はちょうど、何年後くらいに『Harmony』というものがあり得るかも?と、ブレストレベルの話をしました。断言はできないですが、議題には挙がりました。『Harmony』というタイトルがとても良かったと感じていて、生の楽器で豊かな体験ができる機会がまたやれるといいなと思って言います」と、まさかの若井、藤澤も「どういうこと!?」と驚くシークレット情報に会場は大盛り上がり!

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