また、ラスト付近でフキが誰かに向けて手を振るショットについて「フキの亡くなったお父さんに手を振っているのかと思った」などの感想があがると、鈴木は「私はお母さんに向けて振っていた」と演技の意図を解説。早川監督は「フキがいなくなったお父さんに手を振っていると解釈する方もいて、それも素晴らしいと思いました。お父さんに“久しぶり”と手を振っているのかもしれないし、お母さんに“いってきます”と手を振っているのかもしれない。もしくはフキが映画を観ている私たちに振っているのかもしれない。色々な解釈があってもいい」と話した。

参加した子供たちのほとんどが質問をしたり、独自の感想を述べたり、Q&Aは終始大盛り上がり。鈴木は「いつもとは違った角度から質問があってとても面白かった」と笑顔を浮かべて、早川監督も「色々な解釈を聞いてわかるもこともあって、それを踏まえて作品をもう一度観てみるともっとわかったりする。そういう映画の楽しみ方がある事を今日ちょっとでも感じてもらえたならばとても嬉しいです」と呼び掛けていた。

1 2 3

4

5

RELATED

PAGE TOP