この度、瑞々しい⻘春の1ページをおさめた場⾯写真が解禁!

恋愛にも進路のことも興味がなく男友だちと騒いでばかりいるジヌは、不器用だがソナへの一途な思いをつらぬくという役どころ。ジヌのキャラクターについて監督は「ジヌは率直で、周囲の目を気にせず自分の道を突き進むキャラクターです。彼がこれほど自由で自己肯定感が高いのは、温かい家庭でたっぷりと愛情を受けて育ったからだと思います。このようなジヌの背景を、俳優と深く話し合いながら共有し、俳優自身が持つ似た性格を自然に引き出せるようにしました。現場では、カメラが回っている時もそうでない時も、すべてが“本物”であるように心がけました」と、意識的に作られるキャラクターではなくナチュラルにジヌを引き出せるよう演出したという。

美しく成績優秀で、周囲を明るく照らしクラス中が憧れるソナ。自由奔放なジヌとは対照的なキャラクター像について、監督は「ソナは社会の規範や枠組みの中で、自分に与えられた役割をきちんと果たしていくタイプの人物です。水と火のようにまったく異なる二人が混ざり合うことこそが“愛”だと思うので、ジヌが持っていないものを持ち、ジヌが尊敬できるような存在であってほしいと考えました。」と、優等生というだけでなく、芯を持ち自分をしっかり表現できる自立した女性像に仕上げたと語る。


さらに、本作の青春の日々を色濃くする個性豊かなクラスメイトたちが脇を固める。ダンスが好きで、とにかく流行には目がないソナの親友・ジス(キム・ミンジュ)、ソウルからの転校生で、ソナに想いを寄せるジヌのライバル的存在・ソンビン(ソン・ジョンヒョク)、10代後半特有のエネルギーを持て余しているテワン(イ・ミング)、毎日が眠くて仕方がなく、授業中も居眠りしてしまう睡眠担当のビョンジュ(イ・スンジュン)。思わず「こんな同級生いたな」と思わせるような、観る者を“あの頃”にタイムスリップさせる魅力的なキャラクターが集結している。
