<エレオノーレ・フォン・ヴェーゲラー役:⻄⽥尚美 コメント>

ベートーヴェンもベートーヴェンなら、周りを取り巻く連中たちもなかなかの曲者揃いで、この役をこの⽅が…と想像しながら読んだバカリズムさんの脚本は相当⾯⽩かったです。遠藤憲⼀さんと久しぶりに夫婦役でご⼀緒出来たこと、あの時代の扮装をして真⾯⽬にふざけたお芝居をしたことも貴重な体験でした。どう映画になるのかとても楽しみにしています。

<ハリエット・リース役:市川紗椰 コメント>

クラシック⾳楽好きとして、少しでも関われてとても光栄です。
この芸術家をあの役者さんが演じるの!?あの芸術家がバカリズムさんのフィルターを通したらどうなるの!?
なんて⾊々と想像するだけでワクワクしました。
実は今回の映画のお話を頂いた少し前に、偶然ラジオでリースの作品を流したばかりだったので、勝⼿にプチ運命的な繋がりを感じました(笑)。
妻のハリエットの事はその段階では存じ上げてませんでしたが。
リースとシンドラーの絶妙に気不味いやり取りと、ハリエットの19世紀アンティークのドレスやブラウスにも注⽬して欲しいです。

<ベルリン王⽴図書館⾳楽部⾨責任者 ジークフリート・ヴィルヘルム・デーン役:安井順平 コメント>

疲れた⼼に、そっと肌を撫でてくれる⾵のような、そんな物語。きっと何年経っても、その時々の⼼地よい⾵として、寄り添い続けてくれる思い出深い作品になりました。
というのはウソ。
真実は、思い出どころか⼀瞬で撮影が終わったということと、⼭⽥裕貴とキャッキャしてたことと、私が演じたベルリン王⽴図書館の責任者ジークフリート・ヴィルヘルム・デーンは実在の⼈物だということ。
そう、この作品は『真実』と『嘘』の物語だ。

<セイヤーの友⼈役:泉澤祐希 コメント>

最初、19世紀のウィーンの⼈々を⽇本⼈がどうやるのか、想像出来なかったので、⼾惑いました。
染⾕将太さんは前から⼀緒にお芝居をしてみたかったので、なんてことない会話のシーンではありましたが、ご⼀緒できて楽しかったです。
映画『ウェディング・ハイ』で、バカリズムさんオリジナル脚本で参加した際にも感じましたが、独特なリズムと台詞で、テンポ良く進んでいく印象があり、今回も同様に⾯⽩い1 シーン1 シーンを積み重ねて、どう⼀本の映画になっているのか、個⼈的にも楽しみです。

<劇場スタッフ役:前野朋哉 コメント>

撮影の⽇、「ベートーヴェン捏造」現場から「ホットスポット」現場へとはしごする、まさかの1⽇2作品バカリズムさんの脚本作品に出演という稀有な経験をさせていただき、なんかすこし誇らしい気持ちでした。
撮影では、古⽥新太さん演じるベートーヴェンを、真剣によごしていくスタッフさんたちが印象的で、古⽥さんはフケとか⽷くずをたくさん付けられて、ポケットにゴミまで⼊れられたりしていました。そんな状況でも「冷蔵庫に
塩⾟あるから⾷べてー」と気さくに誘っていただき癒されました。
⼭⽥裕貴さんの熱量を帯びたシンドラーとベートーヴェンの絡み合いを間近で⾒てましたが、、なんて⾔うか、そこには知らない宇宙が⽣まれていました。
この作品、⾯⽩くなります︕

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