この度、「ジュラシック」シリーズといえば、Tレックスやヴェロキラプトルなど、人間を襲う獰猛な肉食恐竜から、ブラキオサウルスやアパトサウルスといった巨大でおだやかな草食恐竜まで、数多くの恐竜たちが登場することが魅力のひとつ。時に恐ろしく、時に神秘的に描かれる彼らの存在は、シリーズを象徴する大きな見どころとなってきた。
そして本作には、そんな歴代の恐竜たちに新たに加わる“シリーズ初登場”の恐竜、アクイロプスが登場! 比較的最近発見された新種の恐竜で、トリケラトプスと同じく角を持つ「角竜」の仲間ながら、サイズはぐっと小さく、全長は1メートル未満、体重は子犬ほどと推定されている。約1億年前、白亜紀初期の北アメリカ大陸、現在のモンタナ州あたりに生息していたとされるが、これまでに確認された化石はわずか1体のみで、全長は1メートル未満、体重は子犬ほどだったと推測されている。

劇中では、海で遭難したデルガド一家の末っ子イザベラ・デルガド(オードリナ・ミランダ)が偶然出会い、“ドロレス”と名付けて深い絆を育んでいく。そんなドロレスの様子を捉えた特別映像も到着した!映像では、ドロレスが登場する印象的なシーンや、リュックに収まる愛らしい姿、キャストがドロレスを可愛がる様子など、心なごむシーンが切り取られている。ドロレスと最も密に撮影を行ったミランダは、「うちのワンちゃん達にそっくりなのですぐにお友達になれました」と振り返る。ドロレスの撮影には、リアルな質感と細やかな動きを実現するため、精巧な機械仕掛けの恐竜モデル「アニマトロニクス」が使われた。ミランダはリハーサル前にアクイロプスの画像を調べ、イメージを膨らませて準備していたそうだが、「実際に対面したドロレスを見て、アニマトロニクスのチームがあの画像をそのまま現実世界に移したんじゃないかと思ったほどでした。ドロレスが現場にいてくれたおかげでイザベラの気持ちに入りやすかったし、本物の恐竜を相手にしている気分になれました」と語り、その完成度の高さに驚きを隠さなかった。また、イザベラとドロレスの関係については「ドロレスと仲良くなったのは私が怖かった時に助けてくれたからです」とその絆を振り返った。

ギャレス・エドワーズ監督も、「撮影で家に帰らず疲れていた全員がドロレスに癒しを求めました」と現場で人気者だったことを明かした。さらに、ヘンリー・ルーミス博士役のジョナサン・ベイリーは「最もかわいい恐竜です。リュックの中から見つめられて好きになりました」と微笑み、マーティン・クレブス役のルパート・フレンドも「飼いたい」とメロメロな様子を見せていた。小さな恐竜・ドロレスの存在が、本作に温かな魅力を添えている。
特別映像「ドロレスとの出会い」はこちら https://youtu.be/FDW5OHTeX_I