小滝は「本当にたった80年前なんですよね。あまりに大きな悲しみがあるとその理由を考えずに忘れさろうとしてしまうので、この節目節目に未来がもっと豊であったり、もっと平和であるためにと、万博を見るたびに考えてしまいます。」と語り、また、今年は大阪・関西万博イヤーであることにも触れ、劇中で1970年に開催された大阪万博の映像を使用した想いについても明かした。

最後に、小滝は「この頃、“国益”という言葉がよく使われますが、私たちが考えた“国益”というのは子供たちの幸せな未来。これが多分“国益”なんだろうと。そのためには絶対に戦さをしてはいけない。戦さをしないように小さな力ですがこの映画を作りました。」と本作に込めたメッセージを伝え、田中は「身近な人と一緒に私たち幸せだなって噛みしめて見ていただければと思います。『普通がいいな』という言葉が身に沁みました。今私たちが平和で生きているこの日常は先人の皆様が一生懸命作ってくださった未来ですし、こうなったらいいなと日々力を尽くしてくだった未来をいただいて過ごしている事に感謝の気持ちが沸いてきます。8月15日に公開となりますが、夏休みなので、是非ご家族の方と映画館に観に行っていただけたらと思います。」と会場に呼びかけ挨拶した。

フォトセッション時にはご参加いただいたお客様との記念撮影も行われ、温かい雰囲気のままトークショーは終了した。

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