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南沙良、波木銅原作・児山隆監督作品『万事快調〈オール・グリーンズ〉』に出演決定!

俳優 ・南沙良が映画 『万事快調<オール・グリーンズ>』にて、ラッパーを夢見ながらも、学校にも家にも居場所を見いだせず鬱屈とした日々を送る主人公・朴秀美(ぼく・ひでみ)役として出演することが決定!

本作は、発表当時、若冠21歳の大学生であった波木銅さんによるユーモラスでオフ・ビートな文体が癖になる新時代小説で、第28回松本清張賞を満場一致で受賞した 「万事快調(ルビ:オール・グリーンズ)」の映画化となり、『猿楽町で会いましょう』が話題を呼んだ児山隆が監督を務める。2026年公開。

また、南にとっては今月7月4日公開映画『愛されなくても別に』に続いての映画主演作品となる。

近年話題作への出演が続いている南沙良。
NHK大河ドラマ『光る君へ』では、主人公まひろの娘・藤原賢子役を務め、最初は賢子の反発心から生まれていた母との緊張感ある関係や、終盤にかけては徐々に信頼を寄せ打ち解ける様子を豊かに表現。今年7月4日公開の映画『愛されなくても別に』では、浪費家の母親に依存され、人生に一度も期待を抱いたことのない主人公・宮田陽彩を務め、毒親に振り回され心の中で様々な感情が渦巻いている主人公を繊細に表現し、その熱演が好評を呼んでいる。

そんな南が演じるのは、ラッパーを夢見ながらも、学校にも家にも居場所を見いだせず鬱屈とした日々を送る朴秀美(ぼく・ひでみ)。未来が見えない町に暮らす秀美と美流紅 (出口夏希)たち。自分たちの夢をかなえるために、この町とおさらばするには、一攫千金を狙うしかない!彼女たちは、同好会「オール・グリーンズ」を結成し、禁断の課外活動を始めるー

<南沙良 コメント>

何ひとつ快調じゃない日常のなかで、乾いた感情は不安や閉塞感を助長させる、と思います。
そんな鬱屈した世界を踏み潰して進もうとする彼女たちは、無軌道で危なっかしくて、どうしようもなく愛おしく感じました。
傷を負っても走り続ける姿は本当に輝いていて、演じていてその力強さに救われる瞬間が何度もありました。
刹那的な疾走感に、身も心も委ねながらとにかく走り抜いた撮影期間だったと思います。
この作品が「どこへも行けない」と感じてしまう私たちに確かな力を与えてくれるものになっていると信じています。

2026年公開

原作:波木銅『万事快調』(文藝春秋)

脚本・監督:児山隆

出演:南沙良、出口夏希 他

主題歌:「Stranger」 NIKO NIKO TAN TAN

配給:カルチュア・パブリッシャーズ

(C)2026「万事快調」製作委員会

公式HP:https://www.culture-pub.jp/allgreens/

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