この度、本作の再上映を記念して、8⽉2⽇に公開記念舞台挨拶を実施され、主⼈公・すずの声を演じたのん、⽚渕須直監督が登壇した。

本作は戦時中の広島・呉を舞台に、⼤切なものを失いながらも前を向いて⽣きていく⼥性・すずの⽇々を描いた物語。広島県出⾝のマンガ家・こうの史代の同名漫画を、⽚渕監督が徹底的な考証のもと約7年の歳⽉をかけて2016年にアニメーション映画化した。2016年の公開当初は63館でのスタートながら、累計動員数は210 万⼈、興⾏収⼊27億円を突破。累計484館で上映される社会現象となった。
9年ぶりに全国の映画館でリバイバル上映がスタート。2016年公開時も同所で公開初⽇舞台挨拶を⾏ったのんは「本⽇はお越しいただき、ありがとうございました。リバイバル上映という事で『この世界の⽚隅に』が再び劇場で観られる機会に恵まれたことをとても嬉しく思います」と朗らかに挨拶。2度⽬の公開舞台挨拶を迎えた⼼境を問われると「凄く嬉しいですし、『この世界の⽚隅に』は凄く特別な作品で、私が役者をやっていく⼈⽣の中で⽋かせない作品になっています。こうしてずっとずっと沢⼭の⽅に⾒続けていただける作品であることが、⼼から嬉しいです」と思い⼊れを⼝にしていた。
