この度、8月2日には新宿バルト9にて『LUPIN THE IIIRD』大感謝祭!鬼才・小池健の世界~イッキ観オールナイト~が実施され、本シリーズで監督を務めた小池健とクリエイティブ・アドバイザーの石井克人が登壇し、プロデューサーの浄園祐を司会に迎えてトークショーが開催された。

大きな拍手で迎えられ、約12年に渡る『LUPIN THE IIIRD』シリーズを完結させた小池監督は「シリーズとして12年ですから、とても長かったです。でも最終的に完結編を観ていただける状況になって、感想等も頂けているので届けられた実感を得ているところです」としみじみ。一方、石井は「ルパンを懲らしめる事の出来る敵のデザインと大まかな原案を担当しました」と小池シリーズでの自らの立場を明かしながら「僕は旧『ルパン』(「ルパン三世PART1」)の5話くらいが好きだったので、その線だったら協力できるのではないかと思った」と回顧した。また石井は『次元大介の墓標』『峰不二子の嘘』『不死身の血族』に登場するキャラクター、ヤエル奥崎をお気に入りに挙げて「一番に考えた敵役で、こいつだったらルパンを倒せるのではないかと思ったし、小池さんも乗ってくれるのではないかと思った」と思い入れたっぷりに語った。これに小池監督も「僕も大好きです」と頷き、「『峰不二子の嘘』で復活させることが出来て良かった」と嬉しそうに話した。また石井はホークのモデルを聞かれ、プロレスラーの「ハルク・ホーガン」と明かした。
