<ニューヨーク 嶋佐和也(芸人) コメント>
青春は一瞬の永遠。とても未熟で残酷だが、大人になればそれは軽やかな記憶になる。
僕も中学から高校までずっと好きだった人がいたのですが全くどうにもならかった事を久しぶりにちょっと思い出
しました。
(追伸)ダヒョンちゃんの演技最高でした。ONCEより。
<岩井志麻子(作家) コメント>
青春が人生の終わりにあればいいのに。そういったのは誰だったか。この映画の中の人だったかもしれない。
<古家正亨(MC) コメント>
男子なら必ずと言っていいほど憧れる学生時代のクラスのマドンナ的存在。ダヒョンの生み出す空気感はまさにあ
の頃の、あの瞬間、そのもの。
101分、観客は一人一人の心に残る「ソナ」と再会する。
<児玉美月(映画文筆家) コメント>
『あの夏、僕たちが好きだったソナへ』を見れば、なぜ「初恋の相手とは結婚できない」と言われるのかがよくわ
かる。「想像の自分を好きなだけなのではないか」と問いかけるソナはとても聡明で一方的に想いを寄せられるだけ
のたんなる「クラスのマドンナ」ではない現代的なヒロインだ。
<奥浜レイラ(映画・音楽パーソナリティ) コメント>
台湾で撮られたオリジナルに出合ってから十数年。自分自身の“あの頃”の感覚に触れるノスタルジアはそのまま、
韓国社会を背景に少年少女たちの成長痛を描いたリメイクにもしっかりやられた。折り重なる切なさとユーモアのバ
ランスが実に韓国らしい。私たちはこれからもこの物語と、愛すべき登場人物と一緒に年を重ねるのだ。
<韓国ドラマ好きのだらだら子 コメント>
曖昧で忘れかけていた〝初恋という記憶の箱〟が無意識的に開いていく101分。夏の匂いがぎゅうぎゅうに詰まっ
ていて、時間は巻き戻せないけれど、記憶は巻き戻すことができる。