この度、女好きの癇癪持ちなのに、なんだか憎めないベートーヴェンと天才を支えるキャラ濃いめな人物たちの新場面写真が解禁!
クラシック好きでなくとも肖像画を見れば誰もが見覚えのある音楽家、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。歴史上の偉大な音楽家に贈られる“楽聖”という敬称で呼ばれるにふさわしく、耳が聴こえなくなるという絶望的な状況にも屈することなく、強靭な精神力で数々の名曲を創造した偉人だ。しかし実際は、音楽にその人生の全てを捧げた立派な聖人…というのが実は秘書・シンドラーによるでっち上げだったことが判明したのは、ベートーヴェンの死から150年経った1977年の「国際ベートーヴェン学会」だった!
実はとんでもない男だったというベートーヴェンとは一体どんな人物だったのか。場面写真と共にご紹介しよう。

まずはのちの音楽史上最大のスキャンダルに繋がる、シンドラー(山田裕貴)とベートーヴェン(古田新太)の“運命”の出会いのシーン。原作者のかげはら史帆が、「バカリズムさんの脚本の解像度が高くてびっくりしました!」と絶賛した、握手を交わしたシンドラーの「(ベートーヴェンの手は)少しニュルっとしていた」というバカリズムオリジナルのモノローグにあるように、ベートーヴェンがボサボサの頭に埃まみれのコートで、気さくにシンドラーに会話帳を差し出している。現代と違って写真のない時代、憧れのアーティストがこの格好で現れたら少しがっかりするシンドラーの気持ちが分かる姿だ。

さらに、まさに鬼の形相でテーブルの卵を振りかぶるベートーヴェンの写真も。実際に、カッとなると食べ物など手近にあるものを投げつけていたという。