平尾隆之監督応援コメント&スタッフからコメントも到着!

<平尾隆之監督(『映画大好きポンポさん』) コメント>

約30分に込められらた魅力的な世界観とキャラクター、
広がりを感じる脚本、映像の創意工夫に新時代の息吹を感じました。

<主題歌(作詞・作曲):虻瀬犬 コメント>

思えば、今回起用いただいた「かもめ(feat. 小鳥遊やや)」と『轍を越えてゆけ』には幾多の共通した観念があるように思います。
事の発端は、私の地元、仙台の海を眺める一人の男を題材として曲を書き始めたことです。いくら手を動かしても変わらない実情、かつて浜を襲った災害を思いながら、鳥という偶像に現実を託し、祈っている様。
『轍を越えてゆけ』に起用いただけることが決まり、小鳥遊ややさんに歌っていただいたことで、主題歌としての輪郭が確かに顕れました———ややさんの声は、『轍を越えてゆけ』そのものを音の漣にしたような。音楽の精神性と彼女の歌声の身体性が、この映画の中で、廻るように響きます。
改めまして。
この作品に参加できたことをココロから嬉しく思い、また、長く羽ばたき続けるであろうことを祈りながら、筆を置かせていただきます。

<主題歌(歌唱)・仕上げ:小鳥遊やや コメント>

主題歌の歌唱は、思い切って監督に声をかけ起用していただきました。
「越えてゆけ」という思いが背中を押し、主題歌を担当するという長年の夢が叶いました。
初めて「かもめ」を聴いたとき、胸の奥でまだ言葉にならない感情がざわめき、波のように押し寄せました。
その音に自分の声を重ねられることに、震えるほどの喜びを覚えました。
物語を観て湧き上がる感情を、曲の余韻が静かに心に刻む。
そんなかけがえのない体験をこの作品が与えてくれました
ぜひ大きなスクリーンで映画を観て、その余韻を音で刻まれるひとときを味わっていただけたら嬉しいです。

<プロデューサー:ふたもく コメント>

『轍を越えてゆけ』で、初めてプロデューサーとして携わりました。
それまで制作側にいた私は、右も左も分からない場所で「何ができるのか」や「何をするべきなのか」をひたすら考えていました。誰かが残した足跡を辿ることもあれば、自らが足跡を残さなければならない局面もありました。自分で開拓した道の先にあるものは往々にして「孤独」です。それを恐れて他と交わると、待ち受けているものは「衝突」ということもあります。
スタジオDOTは特殊さが少しありますが、自主制作のプロデューサーは「孤独と衝突」の繰り返しで前へ進んでゆくのだと、今の私は思います。長かったようで短かった制作を経て、『轍を越えてゆけ』がついに公開です。ぜひ劇場にてご覧ください。

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