その後、映画館に場所を移して上映前舞台挨拶を敢⾏。久々の劇中⾐装に⼭⽥は「ベートーヴェンの時代よりは新しい⾐装ですが、1920年代のモーニングを⾝にまとって役を演じられるのは嬉しかった」と声を弾ませる⼀⽅で「でも動きづらい…。特に⾸元が嫌で。今も」と苦笑い。すると1930年代のスモーキングジャケットに汗だくの古⽥は「クッソ暑いんだよ、これ!俺だけ別珍なんだよ。メッシュとかでやってくれよ!」と汗を拭きながら本⾳を爆発させて、⼭⽥は「ベートーヴェンはこういうことを⾔う⼈ですから…」と観客に向けてフォローを⼊れ、まさに劇中のシンドラーとベートーヴェンの関係性のようなコンビネーションを⾒せた。

本作の撮影においてはバーチャルプロダクションを駆使した最先端技術を使⽤し、ヨーロッパには⾏かずに都内スタジオでほとんどの撮影が⾏われたという。これに⼭⽥が「いや?実際にウィーンで5か⽉くらい…」とトボけると、シンドラーを疎ましく思う腹⿊なベートーヴェンの弟ヨハン役の⼩澤がすかさず「はい、捏造!」とタイトルをなぞってツッコミ。場内爆笑となった。

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