改めて⼭⽥は「いち早くハリウッド(ではよく⽤いられている)⽅式を採⽤した撮影だった」と振り返ると、古⽥もあまりの臨場感に「これが⽇本のスタジオで出来ちゃうんだから。今後海外ロケがなくなるよ」と戦々恐々。世渡り上⼿なシンドラーの後任秘書ホルツ役の神尾も「撮影中はどんな映像になるのか疑っていた部分もあったけれど、試写で観たら違和感がなくて。本当に海外に⾏って撮影しているように⾒えた」と証⾔しつつ「いや?みんなで海外ロケに⾏ったか…」と捏造を始めると、⼭⽥は「そうそう、みんなでホテルの部屋でお酒を飲みましたもんね!」と嘘を重ねていた。

シンドラーに疑惑を抱くアメリカ⼈ジャーナリスト・セイヤー役の染⾕は「シンドラーと争う際の会話に無理がなくて、説明的なセリフだけれど説明にならずに喋れて楽しかった」とバカリズムの台詞術に脱帽。

愛らしさを意識して演じたという神尾は、ライバルであるシンドラー役の⼭⽥から「劇中で対⽴する役なので、楓珠を⾒るたびにムカついていた!」と冗談めかして⾔われると、「それは捏造であってほしい!」と悲鳴を上げていた。
