高橋と同じ倉敷市出身で同齢でもある、ジャズ喫茶のマスター中桐仙太を演じた前野は「成人式で、人だかりができていると思ったら『高橋大輔だ!』って(笑)と当時から地元でもスターだった高橋のエピソードを語り、「20年たって、その高橋さんとまさかお仕事でご一緒できるとは」と映画がつなぐ縁に触れ、「倉敷出身者にとっては、宝物のような映画になりました」と感慨深げに語った。

平松監督からも「わたしの地元、倉敷の映画。皆さんにとっての故郷や、大切な町を思いながら、この映画も大事にしてもらえれば。町の姿は永遠ではないので、いまの姿を大切に」と思いを語り、題材となったコロナ禍でのサプライズ花火について「当時はつながりが分断された時期。分断は簡単だが、つながり合うことは難しいこと。この映画がつながりを生むきっかけになれば」と熱い思いを伝えた。

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