この度、9⽉4⽇に新宿バルト9にて完成披露舞台挨拶が実施され、声優を務めた⼩林薫、⼾塚純貴、満島ひかり、宮崎美⼦、ピエール瀧、そして⽊下⻨監督が登壇した。

満員御礼の中で⾏われたこの⽇、主⼈公・阿久津の現在パートを演じた⼩林は「ささやかな事が凄く⼤事で、幸せなことだと思わせる作品です。僕⾃⾝も作品を観た後はとても良い気持ちで帰りました」と⼿応え。普段の実写演技との違いを感じたそうで「役を演じた実感がないというか、スタンドマイクの前に⽴って画⾯を⾒て声だけを出すことは違和感を伴う。声だけの表現なので気合を⼊れようと踏ん張るけれど、それに疲れて終わった後は放⼼状態で家に帰りました」と熱演を報告した。ちなみにピエールも収録後は徒歩で帰宅したそうだが、⼩林⽈く「僕が感じたものと同じ放⼼状態を感じて徒歩で帰られたのかなと思ったら、ピエールさんは普段から歩いて帰っているとの事でした」と勘違いに照れ笑い。これにピエールは「単に僕は歩いて帰るのが趣味なので…。それを⼩林さんは勘違いされた」と加えて(観客を)笑わせた。
