⼈の⾔葉を話すホウセンカを演じたピエールは、⼩林にアニメーション声優のイメージがなかったことから、収録時には⼩林に対して台本のページの捲り⽅などをアドバイスしたという。だが「後から『あ、ジブリをやっている⼈だ…!』と思って。そんな⽅にアドバイスしたことが恥ずかしくなった」と反省。⼩林との共演を振り返り「2⼈で2⽇間声を当てさせていただき、濃密に芝居をする貴重な経験をさせていただきました」と感激していた。

主⼈公・阿久津の過去パートを演じた⼾塚は本作が声優初挑戦。「普段の芝居とは違う作り⽅でした。先に(⼩林)薫さんの声が収録されていて、その声を聞いてから僕が過去の阿久津を演じるということで、⼆重にわからなくなった。でも薫さんの声を乗せた阿久津がヒントにもなって、そこに僕が繋げるような気持ちで臨めばいいのかと思った」と2年前に⾏われた収録を回想した。
