さらに、報酬を得て、その人にとって大切な「家族」のような役割を“演じる”レンタル・ファミリーという仕事を通し、様々な人と交流していく様子が描かれていく本作ならではの物語には、「見知らぬ人を「レンタル」するという発想は荒唐無稽に聞こえるかもしれないが、HIKARI監督の愛らしい作品は、このアイデアが世界中で流行の端緒となる可能性すら感じさせる。」(DEADLINE)といった驚きの反応も見られ、フレイザーのみならず、個性的な役柄を見事に演じた日本人キャストらにも「平はこの仕事を共にやっていこうとする社長を見事に体現し、山本は特に新入りの同僚と対立する場面で魅力的だ。映画デビューのゴーマンはまさに火の玉のような存在感で、伝説的スターの柄本は70代になってもなおシーンを盗む名演技を見せる。主に日本人キャストで構成されたこの特別なコメディは家族全員で楽しめる。アリガトウ、HIKARI。」(DEADLINE)と最大の賛辞が送られた。北米最大の映画祭として盛り上がりを見せる第50回トロント国際映画祭は9月14日まで開催予定となっている。

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