そしてMCから、今⽇の前夜祭をもって解禁となった、ベートーヴェンのかつての愛弟⼦・リース役の井ノ原快彦からのコメント紹介‥と思いきや、井ノ原が「僕も出演者の⼀⼈としてご挨拶したかった」とサプライズ登壇!「マジでビックリした!」と仰天する⼭⽥の横で古⽥は「普通に来いや!イノッチ!」と会場を笑わせた。

井ノ原と⼭⽥は連続ドラマでバディを組んだことが縁で、本作のキャスティングに繋がったという。井ノ原は「⼤好きな⼭ちゃん主演の映画の前夜祭ということで、是⾮とも参上したいと思った」と⾔うと、⼭⽥はサプライズ登場に驚きすぎて「頭が真っ⽩で⾔葉が出てこない。超嬉しくて、背中が汗でグショグショです。ヤバい」と⼤慌て。

⼭⽥との共演に井ノ原は「途中から撮影に⼊った僕に⼭ちゃんが気を遣ってくれて、マネージャーのようにずっと僕の横に付いて、監督と僕の所を⾏ったり来たり。『井ノ原さん、監督が笑ってました!』とか報告をしてくれたり、本当に気を遣ってくれた」とリスペクトに感謝。⼭⽥も「井ノ原さんが出てくれたのは嬉しかったし、バディもので共演させてもらっていたからなのか、楽しく撮影が出来て井ノ原さんとのシーンは⼀番笑っていました」と嬉しそうで、井ノ原は「カメラに向かって僕が芝居するシーンでは、⼭ちゃんがカメラの横にいてニヤニヤしてくれて、とてもやりやすかった」と仲良さそうに振り返った。改めて⼭⽥は「いつか僕主演の作品で井ノ原さんと共演出来たらいいなと思っていたので、夢に描いた事がこんなにも早く叶ってしまって、ありがたい、ありがたい、ありがとうございます!」としみじみ最敬礼すると、井ノ原も「最上級を頂きました!」と満⾯の笑みだった。
最後に関監督は「豪華キャストと豪華な世界観を作ることができました。周囲の⽅々に⾯⽩かったと⾔っていただけたら幸いです」と⼤ヒットを祈願。⼭⽥も「1977年にシンドラーの嘘がバレました。卵をぶつけたり、料理をぶちまけたのも本当ですが、それを原作の先⽣がこうだったのかもしれないと書いて、それをバカリズムさんが中学⽣男⼦の頭の中の妄想として書いて本作は⽣まれました。真実とは何か?というものが今の世の中には溢れている気がしますが、僕はこの映画を通して真⼼の⼤事さを感じました。それを忘れず、沢⼭の⼈に本作を広げていただけたら幸いです」と呼び掛けていた。
