さらに著名人より絶賛コメントが到着!
上野拓朗(Rolling Stone Japan編集長)
これは偉大なるロックドラマー、ジョン・ボーナムを讃える映画でもある。ジョン・ポール・ジョーンズが語った「ボンゾの右足に惚れた」という言葉通り、バスドラが牽引する多彩なグルーヴと魔法のようなバンド演奏をスクリーンで体感してほしい。
落合健太郎(ラジオDJ)
今の時代に、この興奮があるだろうか?Led Zeppelinという時代の熱狂を追体験出来る奇跡のドキュメンタリー。メンバーによる貴重な証言、そしてボンゾの肉声!あの激しいドラミングからは想像していなかった優しい声。そして、「声」といえば伝説のラジオDJ、ウルフマン・ジャックとのインタビューも!「奇跡」「興奮」「愛」がぎっしり詰まった伝説の記録。監督のバーナード・マクマホンにも拍手を送りたい。with Whole Lotta Love!!!
木暮”shake”武彦(RED WARRIORS・ギタリスト/作曲家)
長年のファンでも知らなかったエピソードや、見たことのない映像、レアな音源、よく知っている伝説も実際にメンバーが語るのを見るのもとても感動的だった。後年になってからはZepのことに関しては後ろ向きだったプラントも楽しそうに話していたのが良かった。最も感動的なのは同じ質問に若きボーナムが答えている録音を感慨深く聞いている年老いたメンバーたちの顔。ファンにとっては何度も見たい、「永遠の詩」と同じぐらい貴重な映像作品ができたのだと感じました。
佐野史郎(俳優)
中学生の頃、ラジオにかじりつき、洋楽邦楽を問わず、ロックやフォークをむさぼり聴いていた1960年代後半。あの時代のイギリスの若き若者たちの、ほとばしる才能が出会い、化学反応を起こしていく空気があふれ、スクリーンから流れ出し、古希を迎え老いたこの体は呑まれて、少年時代の感覚が蘇る。忘れもしない、1969年、クリームの『グッバイ・クリーム』と『レッド・ツェッペリン登場』の二枚のアルバムが“C★Zセール”と称して同時にリリースされ、ロックファンの心を鷲づかみにした。どちらのバンドもヤードバーズのギタリストだったことさえ知らずにいた私だったけれど。もっと激しく、もっと切なく、もっと自由に‼と、演奏する方も、受けとめる方も、あらたな表現を求めていた時代の熱量と、けれどロックの背景にあったアメリカのブルース、カントリー、ソウルミュージックを徹底的に研究し、イギリスの若者たちの体に、イギリスの、ケルトの、ヨーロッパの背景とを溶けあわせて、さらなる源をこの世に現した。その体から発せられた倍音は、そうして海を渡り、日本のロックファンの体をも、どこまでも揺さぶり続けている。原点を知ることで、また、次の何かが現れるのか、それとも、これ以上のものなどないのだと、その刹那を知ることになるのか…?今はただ、そのあわいに居あわせている奇跡ばかりを味わい尽くすだけだ。
ジェットセイヤ(go!go!vanillas)
俺のまだ知らなかったレッド・ツェッペリンが、本人の言葉と、爆音で飛び出してきた。
すべてのタイミングが合致した時に、ロックンロールの奇跡は生まれ、生き続ける。