ジミー桜井(MR. JIMMY)

若かりし彼らと同じカルチャー・価値観で英国階級社会を生きてみないと真実はわからないかもしれない、そのLED ZEPPELINの音楽を遠い地の片隅で再現すべく半世紀を生きた私に、この映画は新たな視界を与えてくれた。自分がなぜブリティッシュ・ロック、LZにこうも焦がれ惹かれるのかその答え合わせもできる作品。

ダイアモンド☆ユカイ(RED WARRIORS/俳優)

ロックを聴き始めた10代の頃は、長髪のルックスはカッコいいと思っていたがレッドツェッペリンの音楽の魅力を実は、良く理解できなかった。それから自分でもロックバンドを組んだりジャズやブルースやワールドミュージックなどを聴いたり様々な経験をして再びツェッペリンを聴いた時には、その素晴らしさの虜になっていた。ロックにチャンピオンベルトなるものがあったとしたら50年代はエルビス。60年代はビートルズ。70年代は強敵が多いが間違いなくレッドツェッペリンを選ぶだろう。80年代からキーボードやテクノロジーが進化してロックバンドとしてのプリミティブなギリギリのカッコ良さがなくなってしまった。ロックがもっとも成熟し輝いていた時代に現れた彼らは、音楽的テクニック、個性、ルックス全てを兼ね備えた究極のロックバンドだったと思う。ボンゾー亡き後この4人でなければバンドは絶対成り立たない。これ以上のロックバンドはもう二度と現れないだろう。彼らのロックを時代を共にいれたことに感謝。有り難うレッドツェッペリン。

ダイノジ・大谷(芸人)

爆音劇場一択!!!!大傑作ドキュメンタリーメンバーのインタビューと一曲フルのライブ映像で構成されたどのレジェンドもこれやればいいじゃんってやつ。ビートルズをチャートから引きずり落としたあの衝撃はなんだったのかよーーーーーくわかる。テレビ出演時客席の人が耳を塞ぐ姿に思わずニヤリ。最初から最後まで興奮しっぱなし体験でございました。爆音劇場一択だよ。この野郎。くらえ!

髙嶋政宏(俳優)

なんか…むちゃくちゃ不思議な感覚に襲われた。昔から物凄くよく知ってるおじさん達の話を聞いて、うんうん、そうだよね色んな事あったもんね、と感慨にふけりながらも、スクリーンで喋ってるのは伝説のツェッペリンの巨匠たち。しかも今まで絶対に過去を語らなかった巨匠たちだ。なのに、どうしても子供の頃から知ってる親戚の叔父さんたちの話を聴いてるような妙な気持ちになる。これは本当の初期のツェッペリンのドキュメンタリーだけど1950年代以降の世界のドキュメンタリーでもある。初めて知る蔵出しエピソードに”そういう事だったのか?!”と震える!英国で初めて成功を実感したライヴの話には、こみ上げたな〜。みんな最初は大変だったんだ。ほんとうにツェッペリンは奥が深い。とにかく良い爺さんになったツェッペリンがたまらなく愛おしい。最後の最後のボンゾの言葉を聴いてるメンバーの表情をみて声をころして泣いた。

高見沢俊彦(THE ALFEE)

71年の初来日武道館ライブ、1曲目の『移民の歌』、リリース前に聴いた『天国への階段』、そんな記憶が洪水のように押し寄せて来た。4人の卓越したミュージシャンによる奇跡が時代を超えてスクリーンによみがえったのだ! つべこべ言わず観ろ!そしてひれ伏せ!これこそが、ブリティッシュ・ハードロック降臨ドキュメンタリー映画なのだ!

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