田中和将(GRAPEVINE)
スーパーバンドがこの世に生まれる瞬間に立ち会えるという戦慄。未公開映像、ボンゾの肉声等、見どころはたくさんあるが、なによりも、これまでよりはるかに生々しいMIXに耳を傾けてほしい。
東儀秀樹(雅楽師)
ジミー・ペイジがヤードバーズを辞めてからツェッペリンが回転し始める、そのゼロから1になる貴重な過程を体感できる。当初の彼らの考え方、そしていかにしてあのプログレのような独自性カラーが確立するのか、その歯車の動きが理解できてとても面白い。
根本要(スターダスト☆レビュー)
Led Zeppelinのライブ歴は意外にも少なく、70年代半ばまでに集中している。日本にも71年72年と来日し、僕は幸運にもその公演を両方見ることができた。僕の人生で凄いライブといえば、真っ先に71年のLed Zeppelinを思い出す。この映画はまさにその直前までを描いた作品だ。何故彼らがこれほどまでに語られるようなバンドになったのか。彼ら自身が答えてくれています。ぜひご覧あれ。
山崎洋一郎(音楽評論家)
これはレッド・ツェッペリンがいかにして誕生したのかを捉えたドキュメンタリー映画である。それはつまり、ロックがいかにして誕生したのか、その瞬間を捉えた奇跡のドキュメンタリー映画であると言っていい。レッド・ツェッペリンだからそう言い切れるし、レッド・ツェッペリン以外にそう言い切れるバンドは他にいない。
湯川れい子(音楽評論)
この4人が出会ってバンドを作った。それだけで20世紀の奇跡だ。実際にこんなバンドが存在して、この直後に日本にも来た。見ているだけで卒倒するかと思う、もの凄いエネルギーだった‼