⼀⽅、元便利屋の桜井⾹⾥役の辻は奇抜な⾐装に驚いたという。「⾐装合わせに⾏った時に『これが⾐装なんだ?』と思って。台本を読ませていただいても『これってストレートのお芝居ですよね?』と監督に確認したぐらい、その⾐装が結構攻めてたので。ああいう奇抜な⾝なりだけど、飄々とすごいことを成し遂げる⼈っているなと思って。そういうことを⾊々思い出しながら撮影したのを覚えてます」と述懐。
さらに主⼈公の元同僚・松岡咲良を演じた丸本は「元同僚ということもあって、武⽥さんとは息が合ってるといいよねというお話をして。休憩中には⼀緒にセリフ合わせをさせていただきました。咲良を演じるにあたって悩むことも多かったので、その時には武⽥さんにいろいろ相談させていただいたりとお世話になりました」と感謝の思いを述べた。
そして、主題歌「朝⽇のように、夢を⾒て」を歌う⽚寄涼太が来場。同曲が収録されている初のフルアルバム「Bouquet」にちなみ、ブーケを武⽥にプレゼントした⽚寄は「⾃分⾃⾝、出演した作品で舞台あいさつに⽴たせていただくことは、今までも何度かあったんですが、はじめて⾃分のソロの楽曲を提供させていただいて、こういう形で舞台に⽴たせていただくと、すごく緊張感と新鮮な気持ちがあって、とても嬉しく思ってます」と晴れやかな表情。
そして本作の主題歌を聴いたという武⽥が「物語はだんだんとダークになっていって、ものすごく苦しい部分もあったんですが、最後にこの曲が流れると、やっと⽇常に戻れるというか。そういった⽇常の温かさみたいなものを感じられたので。すごく素敵な楽曲を作品に添えていただいて、本当に幸せです」と語ると、⽚寄も「ありがとうございます。嬉しいです」と笑顔を⾒せた。