本作が海外で初上映されることについては、「私は日本で生まれ育ったので、自分が演じた理子の“内に秘めてしまう性格”はすごく自分にも近い部分があるなと思うのですが、海外の方の家族の在り方やコミュニケーションの取り方はまた日本とは違うと思うので、海外の方々にこの作品がどういう風に届くのかなというのは興味があります。」と話し、さらに、「国を越えても、<家族>というのはみんなが持っているものだと思いますし、脈々と続いて今の私たちが存在していることを考えると、家族への思いというのは、(海外でも)共通するものがあるんじゃないかと思います。」と、<家族>をテーマにした本作ならではのコメントを寄せた。

最後に、釜山滞在で楽しみにしていることを聞かれた柴咲は、「本当に残念なのですが、すぐ帰らないと行けなくて…」と、残念そうな表情を浮かべつつ、「釜山に来て、映画館や設備が発展して整っているなという印象を受けたので、次また訪れる機会があった時には、街を散策したいです。」と、次回への期待をにじませた。
