別れのとき、さびしいより、悲しいより、かっこつけたい。みんな綺麗にいなくなろうとしたり、かっこよく
思い出と⼀緒に空へ⾶んで⾏こうとしたり……だけど⼤抵かっこ悪くて、ドロドロで、でも清々しくて、⼤嫌
いで、愛していて。綺麗に終わらない。だからこそ、きっと何かがその先に続いていく。
2⼈らしく⽣きている姿をもっとみたい。現実はまだまだ、必ずしもそうできるとは限らないから。
―イシヅカユウ(モデル・俳優)

⼾惑いながら未知の世界へ⾶び⽴とうとする菜穂を前に、⽥舎のまんなかで、「사랑해」の向こう側へ⾶んで
⾏こうとジタバタする仁美。
やはり⼾惑いジタバタしながらここに⾶び込み、ここへ⾶び越えてきた洪先恵(ホン・ソネ)監督が、今ここ
で描く物語だからこそ、それは「サランへ」ではなく「さらんへ」なのだろう。
愛と夢、そして理不尽な現実の前で、⼾惑いジタバタしながらも、「サラバ」だって⾃分の⼿でしたいのだ。
―ハン・トンヒョン(⽇本映画⼤学教授)

この作品に漂う、⾃然でありながらも独特な空気感がとても好きです。舞台となる町にも不思議な魅⼒があふ
れ、まるで作品そのもののように、想像⼒に満ち、私たちの想像をやさしく受け⽌めてくれる。
私たちはこの世界と、まだどんな関係を結べるのだろう。──たとえ受け⾝に⾒える環境であっても、誰かを
愛おしく想うまなざしを通すことで、⼼を動かし、憧れを抱かせる世界が広がっていることに、この作品は気
づかせてくれる。
また、⼈⽣のどんな時期にあっても、どれほどの不安や苦しみに向き合っていても、私たちはもしかすると、
ほんの少しだけ踏ん張る⼒を持てるのかもしれない。──常識や必要性から少しはみ出した、⼀⾒ささやかなその⼒で、⾃分の歩んできた道を静かに讃え、失われてゆくものに、かけがえのない愛と祝福をささげる。─
─そんな営みこそが、「映画」なのかもしれない。
―蘇育賢(スー・ユーシェン)映画監督
⼭形国際ドキュメンタリー映画祭2025 インターナショナル・コンペティション 『公園』

靴ヒモさえも愛しい。多感で不器⽤で、エネルギッシュで優しさや不安定さに溢れていた頃。とにかく愛が丸
ごとすべてだった。⼆⼈のまっすぐさに、思いきり、あの頃を思い出しました。素敵な物語でした。
―Yuka Sawaguchi(The Breakfast Club 代表)

この映画と似たようなテーマの映画やドラマは星の数ほどあるのに、胸に迫ってくるものは
その中のごくわずかしかない。
作り⼿と演じる俳優がとことん誠実に作品に向き合っているからだろう。
⼤切な⼈との⼈⽣の分岐点での別れが、そんな経験もないくせに、⾃分事のように胸に突き刺すような痛みと
なって伝わってくると同時に、でも⼈を愛することはどうしたって素晴らしいことなのだという爽快さにもま
みれ、間違いなく明⽇を⽣きる活⼒になる映画だった。
―⾜⽴紳(脚本家・映画監督)

さらに、9⽉27⽇(⼟)には新宿バルト9での公開記念舞台挨拶の実施も決定。

映画『サラバ、さらんへ、サラバ』公開記念舞台挨拶

登壇者(予定):蒔⽥彩珠さん、碧⽊愛莉さん、洪先恵監督
開催⽇時:9 ⽉27⽇(⼟)14:50 の回(上映後舞台挨拶)
場所:新宿バルト9(新宿区新宿3-1-26 新宿三丁⽬イーストビル9 階)
料⾦:2,200円

<チケット(プレリザーブ)>
チケットぴあ https://w.pia.jp/t/sarabasaranghaesaraba/
プレリザーブ受付期間:9⽉20⽇(⼟)11:00〜9⽉23⽇(⽕・祝)23:59
当落発表:9⽉24⽇(⽔)18:00〜
決済⽅法:クレジットカード 枚数制限:1申込み4枚まで ⼿数料:別途あり
※チケットぴあでの⼀般販売はございません

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