セレモニアルピッチを終えた松谷は「全力で、悔いのないように投げさせていただいたので、僕は大満足です。そして上地さんの神ブロッキングを見ることができたので。僕は感動しています」と語ると、上地も「本番の前から練習をしていたし、いいボールを投げてたんで。すごく一番球に力がありましたね。(松谷)鷹也がすごく緊張しているのがヒシヒシと伝わりましたけど、でもちゃんと腕を振っていい球を投げてたんで。素晴らしいピッチングだったんじゃないかなと思います」と語った。

そしてあらためて松谷が「今日はたくさんの方に映画の映像を見ていただけたので。本当にうれしかったです」と語ると、上地も「僕は本当にこの球場にいろんなご縁がありまして。仕事でも来たことがありますし、普通に野球もやったことがあるんですけれども、あらためてこういう形で帰ってこれて本当にうれしく思いましたし、この作品はもう横田慎太郎さんの生きざまがすべてこの作品に入ってると思ってます。この球場に足を運んでくださる方たちは、間違いなく野球に愛がある方たちだと思うので。ぜひ映画館でご覧になってほしいなと思っております」と呼びかけた。

「実は僕が最後にこの場所で受けたのは、松坂(大輔)投手の引退試合の時だったんです。なので、今回違った形で帰ってこれたのは嬉しかったです。最後に『先輩ちょっと受けてください』と言われて出たんですけど、その次が彼(松谷)なんで。だから今日は(キャッチしづらいワンバウンド投球となったことで)『こいつ!』と思いましたけどね」と冗談めかしてコメントするも、「それだけ彼が一生懸命ピッチングを行ったということですよね」と松谷をねぎらうひと幕も。

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