また、「僕はずっとピッチャーだったので、「ピッチャー用のグローブで野球の練習をしている」ことを慎太郎さんに伝えたところ、「僕が使ってた外野用のグローブで練習してください」と手渡された」そうで、「撮影でも使わせてもらっていたので、今日も使わせていただきました」と横田選手に見守られながらマウンドに立っていたことを明かした。
実際に甲子園のマウンドに立った松谷は「ずっと憧れていた場所だったので、マウンドに立てたことも嬉しいですし、投げさせていただいて感謝しています」と感謝の思いを述べ、甲子園のグラウンドについて鈴木は「歴史と伝統を感じました。皆さんの憧れの場所なので、そんな場所に立つことができて幸せでした」と振り返りました。秋山監督も「今日という日が来ることをずっと夢見ていたので、胸がいっぱいですし、慎太郎さんにありがとうございます」と感謝の思いを語りました。

最後に、監督が「横田慎太郎さんの生きた証を全ての世代の方に観ていただきたい。この映画を観て力をもらってくれたら嬉しいです」とこの映画に込めた思いを語り、松谷が「家族の絆を感じられる作品なので、野球ファンだけではなく、たくさんの方に観ていただいて、横田慎太郎さんという素晴らしい人がいたことをたくさんの方に知っていただくきっかけになれば」と熱く語った。そして、鈴木が「自分の好きなこと、大切なことに一生懸命打ち込むことが大事なことだと慎太郎さんが教えてくれているような気がします。夢を見ている方の励みになる素敵な作品です」と作品をPRした。
