本作は最先端技術のバーチャルプロダクションで19世紀のウィーンを再現。ベートーヴェンの名曲がふんだんに使われ、大きなスクリーンと優れた音響設備で映像と音楽を堪能できるポイントに触れ、「2回目を観るなら、ポイントで出てくる有名音楽家たちの登場シーンをチェックしてほしいです。また、『この人の登場シーンにこの曲がかかっている』『この感情の時にこの曲がかかっている』など、ベートーヴェンの楽曲一つ一つ、こだわり持って選曲しています」とアピール。

当日は観客からの質問に答える時間が設けられ、「2回目の鑑賞で、笑いあり、真面目なシーンもあり面白かった」と感想を添えながら「ショパン役で出演のMrs. GREEN APPLE藤澤涼架さんとのエピソードについて」の質問に、「初めての演技でとても緊張していたが、山田さんが緊張をほぐしながら、撮影していました。私と同じく長野県出身で、長野県出身同士の絆ということで、一緒に長野県の歌である『信濃の国』を歌いました」という想いを込めて返していた。

さらにフォトセッションでは、ベートーヴェンに扮した劇場スタッフが登場し、花束を贈る場面も。ベートーヴェンの仮面をかぶり、少々ホラー感のある装いに「怖いですね…(笑)」と一言。予想外の展開に会場は笑いに包まれ、笑顔で花束を受け取った。

最後に「長野を離れて仕事をしていますが、それでも長野に来て故郷の皆さんに会ったり、長野出身の人に会うと、親戚に会ったように温かい気持ちになれます。ぜひご家族や親しい方々にも『面白かったよ』と伝えていただけたら嬉しいです」と作品愛がこもった熱いメッセージが贈られ、舞台挨拶を締めくくった。

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