プロデューサー・小林宙は本作で描こうと思ったテーマは大きく2つあるといい「1つは“女性ヒーロー”です。のんさん自身も『ここまで不幸なキャラは初めて演じた』とおっしゃっていますが、主人公の国見飛鳥は、初めは絶望のどん底にいます。台本を作る時にその絶望が紋切り型にならないように、そして単純に周りのせいではなく、飛鳥自身の弱さからも原因があるように作りました。絶望からどう反逆していくのか、弱さとどう向き合っていくのか。 彼女が悪戦苦闘しながら、男社会において階段を上がっていく姿を、期待を持って見ていただけると嬉しいです」と話し、「もう1つは“将棋を美しく描く”です。ドラマを作った時のコンセプトは、将棋が分からない人にも楽しんでもらえるように作る、ということでした。指している姿が美しいというだけで興味を持っていただけるように、そして人間ドラマをベースにして、盤面の意味が分からずとも面白いと感じていただけることを目指しました。棋士の先生方に作品の監修にもしっかりと入っていただいたので、将棋が分かる方にも面白いと思っていただけるものになっています。美しき知的ゲームを、肩肘はらずに是非お楽しみください」とコメントを寄せている。

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