この度、東京国際映画祭のウィメンズ・エンパワーメント部⾨に公式出品決定!

10⽉27⽇(⽉)より開催される第38回東京国際映画祭ウィメンズ・エンパワーメント部⾨に公式出品、11⽉28⽇の全国公開に先駆け、ジャパンプレミア上映が決定した。同部⾨は、去年新設され、東京都と連携し⼥性監督の作品、あるいは⼥性の活躍をテーマとする作品に焦点をあてた部⾨となっている。

本作は、『ミセス・ノイズィ』(20)で⼈間の機微を鮮やかに描き、NY ジャパンカッツ観客賞、⽇本映画批評家⼤賞脚本賞を受賞するなど国内外から⾼く評価された天野千尋監督による完全オリジナル作品。誰もが⼀度は向き合う「夫婦」というテーマを軸に、⼈と⼈との関係性を丁寧に、そしてヒリヒリするほどリアルに描き出す。

前作『ミセス・ノイズィ』で第32回東京国際映画祭⽇本映画スプラッシュ部⾨に公式出品されており、本作含め2作連続の出品となる。

天野監督はリクルート社勤務を経て、2009年に映画制作を開始。短編作品がぴあフィルムフェスティバル、⽥辺・弁慶映画祭、TAMA NEW WAVE などの国内主要映画祭に次々と⼊選し、鮮烈な存在感を⽰してきた。さらに脚本家として、フジテレビアニメ『紙兎ロペ』(12〜16)やNetflix ドラマ『ヒヤマケンタロウの妊娠』(22)、BS-TBS ドラマ『天狗の台所1・2』(23〜24)を⼿がけるなど多彩なキャリアを積んでいる。

<天野千尋監督 コメント>

2025年の東京国際映画祭で上映できること、とても嬉しく思います。
物語の初め、同じ場所に⽴っていたふたりの佐藤さんは、15年のなかで⽴場が変わり、視界がずれ、少しずつ「他者」になっていきます。「他者」と共に⽣きるのはとても難しい。
2025年の東京には「他者」が溢れていて、それを排除しようとする声も多く聞こえます。でも私たちに必要なのは、排除して⽚付けることではなく、「他者」との折り合いの付け⽅をずっと考え続けることじゃないかと思います。

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