<芳村宗治郎/新宮龍馬 役 コメント>

今回初めてゾンビ映画でゾンビ役を演じさせてもらうことになり、ワクワクしています!
そしてコメディ映画の主演は初めての挑戦ですが、とても光栄です。
ゾンビ映画でゾンビが主演というのは、少ないと思います。流石に喋らないわけにはいかないので、ゾンビはゾンビでも半ゾンビというなかなか珍しい設定です。最初台本を読ませていただいた時はコメディ全開な世界観に半ゾンビの主人公が共存していて、とてもユニークな企画で自分自身作品に期待しました。
主人公の半ゾンビは完全なゾンビになれず、現代社会の若者のように無気力なまま、生きている(?)やつです。そんな欠点だらけに見える彼でも、実はとても魅力的なキャラクターで物語が進むごとに彼の成長や意外な一面が見えてきます。自分はそんな彼の魅力をなるべく引き出すために、いろいろな表現に挑戦していこうと思っています。
この役を通じて、コメディの自由さやバカバカしい楽しさを自分なりに届けられるよう頑張ります。

<柳沢太介/プロデューサー コメント>

小学生の時によく通っていた近所のレンタルビデオショップ。
なぜかホラー映画コーナーは一番奥にあって“迂闊に近づいてはいけない場所”という雰囲気がありました。親には内緒でパッケージだけで選んだホラー映画を借りて深夜にこっそり見ていたあの頃。
“あぁ観ちゃいけないヤバいもの観ちゃったな”という感情。
ホラー映画ばかりを観ていたと思ったら気がつけばB級映画ばかりを観るようになり、どれだけクソ映画(褒め言葉です)を発見できるか。という自分との戦いに明け暮れたあの頃。
レンタルショップが衰退した今の子供達はこういう思いを感じているのだろうか。
そんな自分の映画の原体験を誰かにもしてもらいたいと思い今回の企画を考えました。
若⼿女性監督が撮った新しいゾンビのカタチ。
ゾンビでありながらも1人の男として悩み、葛藤する主人公の生き様と彼の周りの少し変だけど憎めない人々を是非劇場で観ていただきたいです。

<太田えりか/監督 コメント>

この度、初めて映画の監督を務めることになりました。 正直に言えば、経験やセンスで勝ち取った席ではありません。まだ学ぶことばかりの自分が監督を務めることに、不安や戸惑いもあります。子どもの頃、「映画のエンドロールのどこかに自分の名前をいつか載せたい」という淡い夢を抱いていました。ゾンビ映画に出会い、その面白さに魅せられ、このジャンルをもっと日本に広めたいと考えて、いつか私がゾンビ映画の監督をするんだ!と思っていました。まさかこんなに早く、しかも1番最後に出る“監督”として名前が載ることになるとは思っていませんでした。本当にラッキーな事だなと思い、夢は口にし続ければ叶うものだと実感しています。とはいえ、制作を進める中で、映画制作は自分が何を信じて、何を描きたいのかを常に問われるものだと実感しています。この作品を通して学びながらも、今の自分にしか撮れない映画を形にしたいです。観てくださる皆さまに「面白い!」「こういう映画もアリだな」と思っていただける作品を届けられるよう全力を尽くします。

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