過去の阿久津実を演じた⼾塚は、アニメーション声優初挑戦。「右も左もわからなかったけれど、皆さんに⽀えていただき素敵な作品に出会うことが出来ました。声を⼊れる時に密室の中にモニターがあって、その環境に慣れずに素⼈でした。実写とは違い気持ちの乗せ⽅や会話の仕⽅もどこに向けて表現したらいいのかわからなかった」と当時の⼼境を報告した。アフレコではなく、画が出来る前の状態のプレスコで収録したことから「完成が想像できなかったからこそ、冒頭の花⽕で感動した。画全体に幸福度があって凄く幸せになった。アニメーションの⼒を感じました」と⼿応えを得ていた。

過去の永⽥那奈役・満島は「脚本を初めて読んだ時に渋いお話しだと思って、監督に『パンクですね!』と伝えました。菅原⽂太さんが出て来るような映画とか、北野武さんが撮りそうな映画とか、岩下志⿇さんが啖呵を切るような作品が好きなので、アニメーションでそういった作品に少しだけ参加できた気がして嬉しかったです」とニッコリだった。オープニングの花⽕のシーンでかかるceroの主題歌もお気に⼊りで、「全体的に⾳楽の⼒を感じます。監督の⾳楽のセンスが素敵だと思いました」と語った。
