前座も終わり、司会のTOKYO FMパーソナリティ・住吉美紀がナレーションで開演を宣言し、いよいよ桑田佳祐が登場。日本フォークソング史の立役者である吉田拓郎の「今日までそして明日から」を歌唱。続けて披露した「明日へのマーチ」で、アコギを背負って歌う桑田佳祐と共に、長年桑田の活動を支える豪華なミュージシャン陣が極上の音楽を奏で、早くも会場は多幸感に包まれる。しかし、まだこれは序の口だったことは、ここからの流れで全員が知ることに…。

カメラマンクレジット 西槇太一

このイベントが“フォーク”イベントであることから、桑田がお客さんたちに向けて意味ありげに「今日、君はロックを聴かないんですよ」と突然言い出し、演奏が始まると出てきたのはなんと【あいみょん】!1組目のシークレットゲスト・あいみょんが、自身の代表曲である「君はロックを聴かない」を披露。桑田がギター&コーラスとして後方を固め、その横で堂々と歌い上げるその姿は、今の日本の音楽シーンを代表する女性アーティストとしての風格で満ちていた。 幼少の頃から父親が好きで聞いていたという浜田省吾の「悲しみは雪のように」をカバーし、桑田が大好きでリクエストしたというあいみょん自身の楽曲「偽者」、そしてベッツィ&クリスの「白い色は恋人の色」を桑田とデュエットするなど、そもそも舞台で共演するのが初の中、異例の共演に、観客は大興奮。

カメラマンクレジット 西槇太一

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