この度、10月17日に大阪で合同記者会見が行われ、多部純子役の吉永小百合、北山悦子役の天海祐希、阪本順治監督が登壇した。

冒頭の挨拶では、吉永が「私は20代の頃、ちょっとした山ガールで山に登ることが大好きだったのですが、そのうちに登ることが辛くなり、スキーに転向しました。今はほとんど登っていませんでしたが、2012年に田部井淳子さんにお会いしてすっかり魅了されました。今回このような形で田部井さんをモデルにした作品に出演できるということで、嬉しく思いました」と喜びを口にすると、天海も「今回は小百合さんの盟友という役を仰せつかりました。『小百合さんとまたご一緒させていただけるなら』と思って飛び込み、阪本監督を先頭にたくさんの方々の熱意がこもった映画に仕上がりました」と話した。また阪本監督は「私の監督作品の主演級がほとんど男衆なので、女優さん二人と会見に臨むのは初めてかなと思っています。本当にお二人には可愛がっていただきました」とユーモアをまじえて挨拶した。
