満席の会場で行われたプレミア上映後には、エンドロールが終わると同時に大きな拍手とスタンディングオベーションが起こり、会場は熱気に包まれた。

上映に先立ち、HIKARI監督とブレンダン、平、山本、柄本、シャノンが登壇し、舞台挨拶とQ&Aも実施された。

「とてもタイムリーなトピックを取り上げた映画だと思いますが、着想はどこから来たのですか?」という質問に対し、HIKARI監督は「東京のような大都会にいると、移り変わりの速さの中で多くの人が孤独を感じながら生きています。そんな孤独を感じる一人一人がつながっていく様々な経験を描きたくてこの物語を描き始めました」と返答した。

柄本は「このストーリーの何があなたを魅了しましたか?」という質問に対し、「人は限りある命を生きる中で必ず老いと直面する。ただ、老いや孤独が必ずしも悪いことだけではなく、向き合う中で自分の中の豊かさを見つけることもある。そこがこの作品の素晴らしいところです」と答え、会場の大きな拍手を誘った。

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