10月20日(月)夜8時より無料にて配信開始。

<第4話 ネタバレあり>
対局中、突然意識を失い倒れてしまう飛鳥(のん)。朦朧とする中で、飛鳥の耳には「将棋をするな」という謎の声が響きます。将棋に関わるたびに、周囲の誰かが不幸になるように感じた飛鳥は、「私といたら不幸になりますよ」と口にしてしまいます。そんな飛鳥の様子を見ていた藤堂(藤木直人)は、「俺をこれ以上不幸にできるのかよ。悲劇のヒロインやってろ、間抜け!」と突き放し、飛鳥のもとを去ります。一方、礼子(倉科カナ)は「昔からあいつ、将棋のことになるとバカになっちゃうのよ。 将棋をやめたのも、バカ事件を起こしたからなのに」と語り、さらに「結城彰一(中村獅童)を殴ったの。それで将棋界にいられなくなった」と、藤堂が抱える過去を明かしました。将棋をやめる決意をした飛鳥は、荷物をまとめて礼子の家を出ようとします。無言で立ち去ろうとする飛鳥に、礼子は「藤堂も家出したのよ。将棋をしなくてもここにいていいのよ」と引き止めますが、飛鳥の意思は固く、その場を後にします。その夜、礼子は藤堂に「将棋もあんたも見たくないから出てって。飛鳥ちゃん連れ戻すまで帰ってくんな」と告げました。


そうして家を出た藤堂は、道端で佇む飛鳥を見つけます。「お前将棋好きか?俺は嫌いだ」「どんなことがあっても頭から離れない、消えてくれない、腹が立つ」と藤堂は語ります。飛鳥が「なんで結城彰一を殴ったの?」と尋ねると、藤堂は「王竜戦の前日に親父が死んだ。最悪の精神状態だった。『情けない将棋で申し訳ありませんでした。実は昨晩、父が亡くなりまして…』と伝えたら、結城は『あなたは将棋指しに向いていない。お父様はお気の毒だ』と言ったんだ」と告白。最愛の父を「気の毒」と言われ、カッとなった藤堂は思わず結城を殴ってしまったのだと語ります。その話を聞いた飛鳥は「ダサいっすね」と一言。

