この度、主人公・理子がダメ兄との記憶に向き合う━柴咲演じる理子の場面写真と中野監督と柴咲コウのクランクアップ写真が解禁!
本作で、幼い頃からマイペースで自分勝手な兄に振り回されてきた妹・村井理子を演じるのは、柴咲コウ。6月に公開された映画『でっちあげ 〜殺人教師と呼ばれた男』では、主人公の小学校教諭に対し、息子が体罰を受けたと怒りをあらわにする母親を熱演。さらに、11月より配信開始のABEMA 新オリジナルドラマ「スキャンダルイブ」では、芸能事務所の社長役を演じるなど、これまで少しクールな印象を持たれることが多かった柴咲だが、本作ではそのイメージを払拭するような、「強さの中に弱さも見え隠れする、等身大の主婦」という新しい姿を魅せている。

本作のメガホンをとった中野監督も、「贅沢なもので、初めての柴咲コウを撮りたいものなんです。今まで見たこともない柴咲さんを撮りたくて、いっぱい過去の作品を観ました。そういう思いが強すぎて、不躾なことを言ってしまったかもしれないですけど、でも、撮れた気がします!」と、“新しい柴咲コウが撮れた”と自信を覗かせた。
柴咲も、理子を演じるにあたり、「理子は頑張り屋さんだから」と監督から言われたことを受け、考えるよりも行動で示せたらと、毎日自分のお弁当を作るというところから始めたという。さらに、「理子は家族のためにこうあるべきだという考えを強く持っている人なので、あまり人に頼ったりしないで、なるべく自分でやる人なんだろうなと思い、自分自身も出来ることは自分でして、人を煩わせずにやってみようと実践していたら凄く心地が良く、こういう体験が出来たのも、理子を演じられたからこそだった」と、柴咲のキャリアにおいても、新鮮な発見があった役柄だったと語る。
そんな、初タッグとなった中野監督と柴咲コウのクランクアップ時のメイキング写真が解禁。笑顔の二人からは作品をやり切った充実感と、互いへの深い信頼が感じられる。