そしてちょっと天然で生真面目な主人公・代々木ジョニー役を演じた日穏(KANON)。映画初出演にして初主演に抜擢された背景には、製作陣のもとに「代々木ジョニーにピッタリの男子高校生がいる」という噂が入ったのがきっかけだったそう。最初に脚本を読んだ時の心境について「僕、こんな風に思われてるんだ」と苦笑いを浮かべながら振り返りつつ、「ジョニーは愛くるしいというか、どこかずれているのがかわいいんだよなぁという役で嬉しかった」とキャラクターへの思い入れと共感を熱弁。

木村監督は、日穏の第一印象について「撮影前にキャスト一人一人と面談のようなことをしたんですが、(日穏は)高校生当時の学園生活について、割と赤裸々に話してくれたんです。それがジョニーらしいなって。そして僕は高校時代、年上の人と喋る時、“なめられちゃいけない”とイキってたこともあるんですが、日穏くんはしゃべりが落ち着いていて、大人でしたね」と述懐する。

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