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吉岡里帆が語る、海外作品初参加への思いと物語の重要な鍵 映画『ダブル・ハピネス』が東京国際映画祭でワールドプレミア上映 イベントレポート

10月28日、東京国際映画祭にて、映画『ダブル・ハピネス』が世界に先駆けてワールドプレミア上映され、上映後には、シュー・チェンチエ監督、主演のリウ・グァンティン、ジェニファー・ユー、そして本作で海外作品に初参加した吉岡里帆、クリフォード・ミウ プロデューサーが登壇し、世界で初めて作品を鑑賞した観客を前に、万感の思いを語った。

イベントは、司会の呼び込みで、華やかなキャスト・スタッフ陣が登壇し、幕を開けた。

まず、メガホンを取ったシュー・チェンチエ監督が「こんばんは。ワールドプレミアにお越しくださり本当にありがとうございます」と挨拶。前作が東京国際映画祭で上映された際はコロナ禍で来日できなかったことに触れ、「今回このような場で皆さんとお会いできて、本当に嬉しいです」と喜びを噛み締めました。

主演のリウ・グァンティンも、観客と共に初めて大きなスクリーンで鑑賞したと言い、「本当に嬉しかったです。この作品が完成し、今心の中では感無量でございます」と感動を伝えました。

花嫁デイジー役を演じ、本作が初の台湾での映画撮影となったジェニファー・ユーも「皆さんと一緒に完成した作品を見ることができ、とても嬉しいです。映画を気に入ってくださると大変嬉しいです」と笑顔を見せました。

そして、海外作品初参加となった吉岡里帆は「本当に思い出のある作品になりました」と感慨深げに語りました。「完成した作品を見て、細やかな所への愛情深いメッセージだったり、笑いのセンスだったり、とても丁寧に撮られている映画。こんなに素晴らしい作品に参加できて本当に嬉しいです」と作品を絶賛。先日、自身の出演映画の映画祭で台湾を訪れた際に温かい歓迎を受けた経験を振り返り、「今回は反対に私が日本の皆さんと一緒に、台湾から来てくれた『ダブル・ハピネス』の皆さんと温かい交流ができたらいいなと思っています」と、日本と台湾の文化交流への思いを語りました。

最後にクリフォード・ミウ プロデューサーも、監督同様にコロナ禍を乗り越えて来日できた喜びを語り、「監督、素晴らしい役者の皆さんと一緒に登壇して、皆さんとお会いすることができて、またとても嬉しいです」と締めくくりました。

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