齋藤は「僕が演じた⼭⽥は、野球少年で、本当に等⾝⼤の「ザ・男の⼦」という感じ。僕も少年の部分はあるのかなと⾃覚しておりますので、思いっきりやらせていただきました」と爽やかな笑顔を浮かべていた。

またこの⽇舞台挨拶には参加できなかった、スマホと⼈間の脳を直接つなぐ研究者であり、若き天才起業家・架神傑(かがみすぐる)を演じた寺⻄拓⼈(timelesz)について、河森監督は「天才的な実業家であり科学者であり……というちょっとミステリアスな役どころなのですが、そのミステリアスさと、驚かすような包容⼒のミックス具合がたまらない魅⼒でした」と称賛していた。
最後にSUZUKAは「皆さんが持っている携帯、この時代だからこそ⽣まれたこの映画は絶対に楽しめると思います」と⾃信をのぞかせると「改めてこの現実世界に⽣きるなかで『⾃分って何なんだろう』ということを⾒直すことができるのかなと、私はこの作品に携わって感じました」と語り「この時代はもっともっと進化していくと思いますが、そういったテクノロジーとアナログの部分の付き合い⽅を⾒直して、気持ちよく健やかに、みんなの⼈⽣がよりスムーズに⽣きられたらいいなと思います。そして⾳楽や映像の迫⼒を⼀つのエンターテインメントとして全⾝で感じていただけたらなとも思います」と作品に込められた思いを伝えていた。